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明けましておめでとうございます!2018年は「BONSAI ART(盆栽アート)」の制作を始動します!記念すべき第一作品目はこちら!タイトルは「花の便り~春は巡りくる」です。

翼は、数十種類の本物の花びら(ドライフラワー)でできています。

盆栽は「桜」です。もちろん一切、木に加工などはしていません。

今にも飛び立とうとしている、鳥のような姿の「桜」の盆栽。枝先のつぼみが、厳しい冬の間、じっと春を待っています。数十種類の花びらでできた翼をまとい、厳しい冬の中、飛び立つ花鳥。また、桜の咲く頃、春を告げに戻ってきます。

この桜の盆栽とは、2017年の年末、ある盆栽園で出会いました。古い幹がむき出しになった老木の桜は、少し異質な空気をまとっていました。一見、枯れているかのように見えて、枝先にはたくさんの桜の花のつぼみをたずさえていました。そして、その姿は、まるで今にも天空に飛び出そうとする鳥のように見えました。

寒い冬の中、空に飛び立たとうとする「鳥」。桜の枝先には「春を待つつぼみ」。そんな盆栽の姿から、この鳥は「春を告げる花鳥(はなどり)」というイメージが沸き起こり、花を使って翼を作り、この盆栽に取り付けてみたいと思いました。

しかし、生花だとどうしても2~3日程度しかもたず、春の花も手に入らないことから、ドライフラワーを使って作ることに。数十種類のドライフラワーの花を一つ一つ取り、翼に取り付けていきました。

2週間かけて、ようやく完成!桜の盆栽を綺麗な器に移し替えて、苔も新調しました。ちょうど桜の木の上部にくぼみがあり、このくぼみに翼を乗せると、ぴったりと安定しました。

さらにイメージが沸き、「春の鳥」だけでなく、「夏の鳥」も作ってみたくなりました。そこで、向日葵のドライフラワーを100輪以上用意し、翼の全面に貼り付け、その上に黄色や赤色の花を付けて「夏編」を制作しました。タイトルは「花の便り~太陽の鳥」です。

 

2018年は、「BONSAI ART(盆栽アート)」をどんどん制作していきます!

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